

日出町の旧街道沿いで、大きく成長したエノキ・ケヤキ4本の伐採をご相談いただきました。
高さは最大約20m。交通量のある道路に面し、枝は道路側へ越境。さらに複数の電線に掛かり、反対側では漆喰壁の伝統家屋の屋根まで枝が張り出している状態でした。
この現場で特に難しかったのは、切った枝をそのまま落とせる場所がほとんどないことです。
道路側へ落とせば通行車両や電線に接触する危険があり、家屋側には傷つけることのできない屋根があります。
また、樹木のすぐ近くを多数の電線が通っているため、作業位置や枝を動かす方向も大きく制限されました。
樹上へ入り、電線・道路・屋根との位置関係を確認しながら、枝を安全に扱える大きさまで細かく分割。落下させられない箇所はロープで制御し、一枝ずつ周囲へ接触させないよう慎重に切り下ろしていきました。
枝葉を取り除いた後も、残った幹を上部から段階的に切り下ろし、周囲への影響を抑えながら施工を進めました。


昔からそこにある木でも、長い年月の間に大きく成長し、その後に住宅や道路、電線など周辺環境が変化することで、通常の方法では伐採できなくなることがあります。
特に、
- 電線に枝が掛かっている
- 道路へ大きく越境している
- 屋根の上まで枝が伸びている
- 切った枝を落とす場所がない
といった高木は、周囲への影響を考えながら一本ずつ処理する必要があります。
大分特伐では、樹木だけを見るのではなく、電線・建物・道路・隣接物との位置関係を確認し、現場に応じてロープを使用した吊り切りや段階的な切り下ろしを行っています。
地域: 日出町
樹種: エノキ・ケヤキ
高さ: 最大約20m
本数: 4本
周辺状況: 道路・電線・家屋
施工条件: 電線掛かり・屋根掛かり・道路越境