


竹林の中で大きく成長したイチイガシの特殊伐採を行いました。
高木は家屋側へ傾いて成長しており、枝や周囲の竹が建物の屋根や電線に掛かっている状態でした。
さらに樹木の周囲には、住宅・波板倉庫・電線があり、イチイガシを根元からそのまま倒すことはできません。
枝を自由に落とせるスペースも限られているため、周囲の建物や設備を傷つけないよう、慎重な施工が必要な現場です。
まず行ったのが、イチイガシへ安全にアプローチするための竹林の整理です。
周囲の竹を伐採するとともに、雪崩のように折り重なって倒れていた竹を順番に撤去。作業スペースと安全な動線を確保してから、高木の特殊伐採へ移りました。
その後、ロープアクセスでイチイガシの樹上へ。
枝の伸び方や重さ、住宅・倉庫・電線との位置関係を確認しながら、枝を安全に扱える大きさへ細かく分割しました。
切った枝が建物や波板倉庫、電線へ接触しないよう、一枝ずつコントロールしながら段階的に切り下ろし、最後に幹を処理していきました。
このような現場では、単に「木を切る」だけではありません。
どこから樹木へ入るか。
どの枝から切るか。
切った枝をどこへ下ろすか。
建物や電線をどう守るか。
周囲の状況を確認しながら、一つずつ安全な手順を組み立てることが重要になります。
高木は年月とともに少しずつ成長し、以前は問題のなかった木でも、いつの間にか住宅側へ傾いたり、枝が屋根や電線へ掛かったりすることがあります。
屋根や電線に掛かっている高木、建物に近接した樹木、重機が入らない場所などは、現場条件によって施工方法が大きく変わります。
大分特伐では、現場の状況を確認したうえで、その場所に適した施工方法を検討しています。
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